MineCraft Educationでプログラミングで作品を作る
*これは2024年新歓イベントの資料です。
こんにちは。今回は、「MineCraft Education」というソフトを使い、マイクラの世界をプログラミングで改造していきたいと思います。今回作るのは以下の二つです。
・巨大レール
・ビル
ブロックを繋げていく形でプログラミングしていきます。日本語なので、初心者でも全然大丈夫だと思います。それではやっていきましょう!
①MineCraft Educationのインストール
Microsoft Storeで「MineCraft Education」をインストールして開いてください。
少なくとも現在は無料で使えるので、マイクラを購入していなくてもできます。
②Makecodeの使用
プログラミングはMineCraft Educationの中に入っている「MakeCode」というソフトを使ってしていきます。
ワールドを開いたら「C」キーを押した後、下のようなボタンをクリックしてみましょう。
そのあと、新しいプロジェクトをクリックしてプロジェクトを作成してください。
右のような画面が出てきたら成功です。
③ビルダーの使用
MakeCodeでブロックを置く方法は色々ありますが、個人的にビルダーが一番使いやすいので、ビルダーを使っていきます。
ビルダーは左のエリアの下の方にある高度なブロックをクリックすると出てきます。
左下の画像の「ビルダー」と書かれているピンク色のボタンをクリックしてください。
クリックすると右下の画像のようなものが出てくると思います。
見て大体察しが着くかもしれませんが、ビルダーは位置をもっていて、その位置を移動させてブロックを置くことで、建物を作っていきます。
また、これ以外にも繰り返しや条件分岐、変数、関数などを使っていきます。ビルダー以外にも、ほかにどんなブロックがあるかをしっかり確認しておいてください。その機能については、その都度理解していく感じで大丈夫です。
④レールをたくさん敷いていく
早速ですが、巨大レールを作っていきます。こんな感じでブロックを組んでいきましょう。くりかえしのブロックはくりかえしの所にあります。出来たら右下の画像のようなボタンをクリックして、実行できるようにしておきましょう。
出来たら、「Enter」キーを押して、下の画像のようにrunとクリックして、実行してみましょう。
こんな感じになるはずです。ざっくり説明いたしますと、
レッドストーンブロックを置く、レールを置くを繰り返しているだけですね。ここまでは難しくないと思います。
⑤関数を使って、もっとレールを敷く
関数を使って、もっと色々な方向にレールを敷いていきましょう。
関数→関数を作成を押すと、下のような画面が出てくると思います。
下と同じように、名前をレールにして、パラメーターとして数値とpositionを追加しましょう。これは、プログラミングにおいて引数と呼ばれます。
これができたら、下のようにブロックを組んで見てください。
関数はプログラムの箱であり、関数に入れたプログラムは何度でも実行できます。また、引数を追加することで、違う動作をさせることができます。
この例だと10回繰り返して、1, 0, -1ブロックだけ上に上がっています。
こんな感じになったでしょうか?
このように手で作るのが大変なものでもプログラムを使えば簡単に作れてしまいます
ここまで出来たら、もっといろいろ挑戦してみましょう。
チャレンジ
もっとたくさんレールを敷いてみる
こんな感じでレールを曲げたり、回転させたり遊んでみましょう!参考にプログラムを載せておきます。こんな感じで関数の引数を効率的に使えたらいいですね
また余裕があればこんな感じのビルなども簡単に作れてしまいます。
ぜひ作ってみてください!
このビルを作る際は、下のようなブロックで埋める機能を使えば便利ですよ!
まとめ
ここまで出来ましたでしょうか?
このようにプログラムを使えば大きなものでも一瞬で作れてしまうというメリットがあります。
このようにプログラムで形状を作成することは、プロシージャル生成と呼ばれ、良く使われているので調べてみてください!