マイコン研究会の日記

大阪市立大学マイコン研究会のブログです。

マイコン式 大学準備講座 その1 『ノートパソコンの選び方』

どうも、ご無沙汰しておりますしゅーとです。今年入学の方は初めましてですかね。入学おめでとうございます!(^^) これから4年間、楽しい大学生活をお送りください( ・ω・)丿


さて、今回の記事では大学生活に欠かせない「ノートパソコン」の選び方について紹介しようと思います。新入生の皆さんはぜひチェックしてみてください!(そもそもこのブログを新入生は見ているのだろうか…)

 

 パソコンのスペックの見方

「ノートパソコンを買おうと思い立ったはいいものの、種類がたくさんありすぎてどれがいいのか正直わからない!」と、なっていませんか?商品の詳細を見ても、わけのわからない数字や英字や専門用語のオンパレードで、ぶっちゃけ知識のない人からするとたまったものじゃないと思います。この章では、パソコンのスペックの見方をご紹介します。

 

中央演算処理装置(CPU)

 1つ目は中央演算処理装置についてです。CPUという表記のほうがよく目にすると思います。このパーツは、人間でいう「頭脳」にあたり、あらゆる処理をこのCPUが引き受けます。

 

そんなCPUの選び方ですが、今現在日本では大半のシェアを占めるIntel製のCPUの種類は、現在大きく分けるとi7, i5, i3, Celeronの4つです。(他にも種類はありますが、ここに載せているもの以外は基本的にロースペックなので非推奨です。)

性能順に並べると、i7>>>>i5>>>>>>>>>>i3>>>>>>>>>>>>>>>>>Celeronです。

個人的にはi5以上がおすすめです。

 

主記憶装置(メモリ)

2つ目はメモリです。これは、パソコンの作業台にあたり、どれだけアプリを同時に立ち上げられるかもこのメモリの容量によって決定します。メモリの容量が変わると、パソコンのスピードも格段に上がるので、ぜひともケチらないでおきたいパーツですね。

 

そんなメモリの選び方ですが、一昔前までは4GBあればいいと言われていました。しかし、時代とともに必要となるメモリ容量も増えてきており、現在では4GBだとやや厳しい傾向にあります。なのでせめて8GB、将来を見据えるなら16GBほしいところです。

 

補助記憶装置(HDDやSSD

3つ目は補助記憶装置(ストレージ)と呼ばれるものです。HDDやSSDがこれに当たります。これは、パソコンにある全てのファイルを保存しておく引き出しのようなパーツです。このパーツは、外付けHDDやSSDのほか、USBメモリなどの代替手段があるので、容量はあまり気にしなくてもいいかもしれません。

 

そんな補助記憶装置の選び方ですが。ポイントは2つあります。1つは種類、もう一つは容量です。

種類はHDDとSSDの2つがあります。特徴としては、HDDは安価で大容量だが低速、SSDは高速だが高価で小容量となっています。一見、HDDのほうがよく見えますが、SSDのスピードはHDDとは比べ物にならないほど速く、値段以上の価値があると思います。なので種類はSSDがおすすめです。

 

もう一つの容量ですが、256GBは必要になると思いますが、最悪128GBでも大丈夫です。

 

大きさと重量

4つ目は大きさと重量です。正直、この部分を軽視していると、のちのち痛い目にあいます(体験談)。

まず大きさですが、大きすぎるとカバンに入らなかったり持ち運びが不便になります。かといって小さすぎると、今度は画面見にくくなったり、キーボードの間隔が狭くなってタイプミスしやすくなります。13.3インチのノートパソコンがちょうどいいサイズです。

重量は1.2kg程度までがいいです。それ以上だと持ち運びに大変苦労します。

実際筆者は、15.6インチ、2.36kgのノートパソコンを買ってしまい、四苦八苦しながら大学へ通っています(-_-;) 慎重に選びましょう。

 

その他気にするべきこと

上記の4つ以外では、あまり差はないため、気にすることは特にありません。強いて言うならバッテリー(10時間以上が理想的)とインターフェース(USB-typeCとUSB-typeAの3.0接続があるかどうか)くらいでしょうか

 

購入時に選ぶべき点

さてノートパソコンの必要なスペックは前章でわかったものの、欲しい商品を絞るにはまだ選択の余地が残っています。とはいえ、ここからさきは個人によって選択肢も変わってくるので、好きな方を選んでください。

オペレーティングシステム(OS)

1つ目の選択肢に、OSがあります。OSとは、コンピュータと人間の仲介役のようなもので、システム管理やインターフェースの提供などを担っています。現状では、WindowsMacOSの二択です。それぞれの特徴は以下のとおりです。

  • WindowsAppleが販売しているパソコン以外のほぼすべてのパソコンに入っているOS。シェアが多いため、対応するソフトウェアの数も豊富で競争が激しいため価格も安価。カスタマイズ性があり自由度は高いがその分コンピュータに不慣れな人は戸惑いやすい。日本の殆どのパソコンはWindowsのため、互換性が高くファイル共有などもしやすいが、マジョリティであるため、サイバー攻撃を受けやすいという側面もある。

 

  • MacOSAppleが販売しているにのみ搭載しているOS。価格は高く、Windows対応でもMacOS非対応のソフトもたくさん存在する。しかし、プリインストールされているアプリの数はWindowsと比較にならないほど多く、マイノリティのためウイルスに狙われる可能性も少ない。また非常に高速であるが、Apple製品以外との互換性が非常に悪く、独自仕様も多いためWindowsに慣れ親しんでいると少し扱いづらい。

 

ざっとこんなかんじでしょうか。それぞれに長所と短所があり、どちらを選ぶかは人それぞれです。筆者の個人的な意見では、Windowsのほうが慣れ親しんでいる分、使いやすいかなと思います。

 

日本製or海外製

海外製の良さはなんといっても価格が安いこと。そして、デザインがおしゃれであることに尽きます。しかし日本製の商品は耐久性に優れており、初期不良や修理の対応もスムーズで、サポートも手厚いです。

 

タッチパネル搭載or非搭載

これも非常に意見が割れます。搭載派の意見は、スマホタブレットのように操作できること。非搭載派の意見は、タッチパネルになると価格が高くなってしまうこと。が挙げられます。

個人的にはタッチパネルがなくてもショートカットキーを駆使すれば同等かそれ以上の速さで操作できますし、ぶっちゃけそんなに使わないのでいらないのではないかと思います。(最初は楽しいですが、すぐに飽きてめんどくさくなります。)

 

店頭販売orネット販売

パソコン選びとは少し違うような気もしますが…。

店頭販売の利点は、なんといっても動作や重さや大きさを実際に確かめれること。そして、購入すればすぐに持ち帰って使用することもできます。

ネット販売は、店頭とは比べ物にならない品揃えで、価格も店頭に比べ安く抑えられます。

これも一長一短。好きな方を選んでください。

 

購入時に気をつけるべき点

さて、いざ購入!と行きたいところですが、商品を買う際に注意があります。

 

Microsoft Officeは非搭載のもので

所謂WordやExcelなどのソフトです。「えー。いるんじゃないの?」と思った方。確かに講義で幾度となく使いますが、実は市大生はこのMicrosoft Office一式を無料で5回までダウンロードできる資格を持っているんです!

www.cii.osaka-cu.ac.jp

こういうところは有能な市大(笑)。Microsoft Officeは単体で買うと数万円しますから、無料で済むなら買わないほうがいいでしょう。

 

セキュリティソフトを同時購入or搭載のもので

現在、我々のパソコンは1秒で数十件の攻撃を受けています。まあその殆どはファイアーウォールで弾かれるのですが、用心するに越したことはありません。近年では、Dos攻撃など、乗っ取られた側が加害者になってしまうケースもあります。『大したファイル入ってないから〜。』と言わず、しっかり対策しましょう。

 

 

今回はノートパソコンの選び方について解説しました。

次回は、『おすすめのノートパソコンの紹介』ですお楽しみに!

それではまた〜(^^)/~~~

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